はい、これが今の自動車業界で一番面白い「共存関係」です。結論から言うと 「逆張りだからこそ、トヨタと組むと上手くいく」 んです。
トヨタとマツダの関係を矢印で
なぜ逆張りが上手くいくのか?
もしマツダもトヨタと同じように「EV一本!ダウンサイジングターボ!」をやったら:
トヨタ:世界1100万台、正解は「全方位」。HV、PHEV、EV、水素、全部やる。でも全部自社でやると膨大なコスト
マツダ:世界130万台、正解は「一点突破」。エンジンに命をかける。でも排ガス規制を1社ではクリアできない
↓ 2015年に資本提携(トヨタがマツダ5.05%保有、マツダがトヨタ0.25%保有)
役割分担ができた
トヨタ → マツダに:THSハイブリッド技術、コネクティッド、規制対応のノウハウ、お金
マツダ → トヨタに:魂動デザイン、SKYACTIVエンジンの燃焼技術、FRプラットフォーム、運転の楽しさ
具体例:
アラバマ工場を共同で建設(50:50で20億ドル)
→ トヨタはカローラクロス、マツダはCX-50を同じラインで作る
→ 工場代半分、物流も半分
CX-50ハイブリッド = トヨタのTHSをマツダの2.5Lに載せたもの
→ マツダは自社でHVを開発する1000億円を節約
→ トヨタはHVの部品を多く売れて原価が下がる
マツダ:世界130万台、正解は「一点突破」。エンジンに命をかける。でも排ガス規制を1社ではクリアできない
↓ 2015年に資本提携(トヨタがマツダ5.05%保有、マツダがトヨタ0.25%保有)
役割分担ができた
トヨタ → マツダに:THSハイブリッド技術、コネクティッド、規制対応のノウハウ、お金
マツダ → トヨタに:魂動デザイン、SKYACTIVエンジンの燃焼技術、FRプラットフォーム、運転の楽しさ
具体例:
アラバマ工場を共同で建設(50:50で20億ドル)
→ トヨタはカローラクロス、マツダはCX-50を同じラインで作る
→ 工場代半分、物流も半分
CX-50ハイブリッド = トヨタのTHSをマツダの2.5Lに載せたもの
→ マツダは自社でHVを開発する1000億円を節約
→ トヨタはHVの部品を多く売れて原価が下がる
逆張りだからこそ:
マツダが「大排気量NA、FR、ロータリー」というトヨタが捨てた領域を守る
→ トヨタにとっては「自分では作れない魅力的な車」を持つ会社になる
→ トヨタのアルファードしか興味ない客層とは違う、走り好きを取り込める
→ トヨタは「マツダを生かした方が得」と判断する
→ マツダも「トヨタのHVを借りることで、2030年規制を自社開発なしでクリアできる」
= お互いに無いものを補う、理想的な夫婦関係 お互いに無いものを補う、理想的な夫婦関係リスクは?
上手くいくシナリオ
マツダ:エンジン好きのブランドとして生き残る → トヨタグループの「スポーツ部門」的なポジション
トヨタ:マツダのデザインとFR技術を使える
失敗するシナリオ
世界がEV100%に急転換
→ マツダの2.5Lやロータリーが売れなくなる
→ トヨタもHVを捨てざるを得なくなる
→ 共同工場もEV専用に作り直し → マツダは金がない
→ でも今の世界(欧米がEV規制を緩和、ハイブリッド回帰)では、逆張りがむしろ追い風
マツダ:エンジン好きのブランドとして生き残る → トヨタグループの「スポーツ部門」的なポジション
トヨタ:マツダのデザインとFR技術を使える
失敗するシナリオ
世界がEV100%に急転換
→ マツダの2.5Lやロータリーが売れなくなる
→ トヨタもHVを捨てざるを得なくなる
→ 共同工場もEV専用に作り直し → マツダは金がない
→ でも今の世界(欧米がEV規制を緩和、ハイブリッド回帰)では、逆張りがむしろ追い風
要するに、マツダの逆張りは単独では死にます。でもトヨタという巨大な傘の下で「トヨタができないことをやる専門店」になることで、130万台の小さなメーカーが生き残れる唯一の道なんです。
トヨタの豊田章男会長がよく言う「多様性が大事」に、マツダはピッタリはまった、ということですね。

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