2026年8月12日水曜日

急速にシェアを失う日本の自動車

 




日本メーカーは長年、

ガソリン車 → ハイブリッド車 → 燃費・耐久性・信頼性

という分野で非常に強かったです。

ところが中国ではEVの普及が猛烈に進み、2024年には中国の新車販売の約半分が電動車になりました。さらに2025年には約55%まで上昇しています。

つまり、

日本メーカーが最も得意だった「高性能なエンジン+ハイブリッド」という競争軸から、
「バッテリー+ソフトウェア+低価格」という競争軸に変わった

わけです。


① 中国メーカーが「安くて高機能」な車を作れるようになった

ここが非常に大きいです。

中国メーカーはEVに集中したことで、

  • バッテリー
  • モーター
  • インバーター
  • 車載コンピューター
  • ディスプレイ
  • ADAS
  • ソフトウェア

などを急速に内製化・低コスト化しました。

中国は2024年時点で世界のEV生産の70%以上を占めています。

しかも中国国内ではEVメーカー同士の競争が非常に激しく、

「新型車を次々に出す」
「装備を大量に載せる」
「価格を下げる」

という競争になっています。

日本メーカーからすると、これはかなり厳しい。


② 「日本車=安くて丈夫」という強みが薄れてきた

昔の東南アジアでは、

日本車は高すぎない
壊れにくい
燃費がいい
部品がどこでも手に入る

という圧倒的なブランド力がありました。

ところが中国メーカーが、

「日本車より安いのに装備が多い」

という車を出してきた。

例えば、

  • 大型ディスプレイ
  • 360°カメラ
  • ADAS
  • 電動シート
  • 音声操作
  • 高性能なインフォテインメント
  • EV/PHEV

などを大量に搭載してきます。

そのため、消費者からすると

「日本車じゃないと困る理由」が以前より小さくなった

ということです。


③ 中国メーカーが東南アジアに工場を作り始めた

これも非常に重要です。

中国メーカーは単純に中国から輸出しているだけではありません。

タイ、インドネシア、マレーシアなどに進出し、現地生産まで始めています。

IEAによると、東南アジアには中国メーカーの海外EV・内燃機関車工場の生産能力がすでに約100万台規模あり、中国メーカーの海外生産拠点の半分以上が東南アジアにあります。

つまり、

日本メーカーのホームグラウンドだった東南アジアに、中国メーカーが工場ごと入ってきた

わけです。


④ 中国メーカーは「EVだけ」ではなくPHEVでも強くなった

ここは最近特に重要です。

以前なら、

「中国車はEVだから、充電インフラのない国では売れない」

という弱点がありました。

ところが現在は、

PHEV・レンジエクステンダー

が急速に増えています。

つまり、

電気で走れる
↓
バッテリーがなくなったらガソリン
↓
充電インフラが少なくても使える

という車です。

これによって中国メーカーは新興国でも売りやすくなっています。


⑤ 日本メーカーは「ハイブリッドが強すぎた」という皮肉もある

これは非常に面白いところです。

トヨタなどはハイブリッド技術で圧倒的に成功しました。

そのため、

「EVはまだ早い。ハイブリッドで十分」

という戦略を取りやすかった。

これは短期的には合理的でした。

実際、EV市場が予想ほど一気に全面EV化しなかった地域では、ハイブリッドが非常に強い。

しかし中国では、

EV市場そのものが巨大化してしまった。

IEAによれば、中国では2024年にEV販売が前年比約40%増加し、世界のEV販売に占める中国の割合は約3分の2になりました。

ここで日本メーカーと中国メーカーの経験値に大きな差がつきました。


⑥ 「自動車」がスマホのようになってきた

これが実は一番重要だと思います。

昔の自動車は、

エンジン
↓
トランスミッション
↓
シャシー
↓
ボディ

が核心でした。

だから、

トヨタ
ホンダ
日産
VW
GM

などの伝統的メーカーが強かった。

ところがEVでは、

バッテリー
+モーター
+半導体
+ソフトウェア

の比重が急激に大きくなります。

すると、

「100年間エンジンを作ってきた会社」

であることの優位性が相対的に小さくなります。

逆に、

バッテリー・半導体・ソフトウェアに強い企業

が自動車市場に入りやすくなった。


⑦ 中国メーカーは「新興国向け」にものすごく相性がいい

ここも日本メーカーにとって痛いところです。

新興国では、

「ブランド」より「価格+装備」

が重要になる場合があります。

例えば、

日本車 300万円
中国車 220万円
中国車のほうが装備が多い

となれば、中国車を選ぶ人が増えます。

そして一度シェアを取ると、

販売店
↓
整備工場
↓
部品供給
↓
中古車市場
↓
ブランド認知

まで形成されます。

これは非常に強い。


そして、質問の画像がまさにそれを表しています

画像では日本メーカーが、

  • 中国 −8.8ポイント
  • インドネシア −6.1ポイント
  • タイ −12ポイント
  • シンガポール −18ポイント
  • マレーシア −4.9ポイント

となっています。

一方、中国メーカーの線が多くの国で上昇しています。

これは単純な

「日本車が売れなくなった」

という話ではなく、

中国メーカーが新しい競争軸を作り、その競争軸に日本メーカーが後から追いついている

という構図を見るべきだと思います。


ただし「日本車はもう終わり」ではありません

ここはかなり重要です。

日本メーカーには依然として、

  • ハイブリッド技術
  • 品質管理
  • 生産技術
  • 部品サプライチェーン
  • ブランド
  • 販売網
  • 信頼性
  • 商用車
  • ピックアップトラック
  • 新興国での販売網

という非常に強い資産があります。

また、中国のEVメーカー自身も現在は海外展開を猛烈に進めていますが、関税・現地生産・地政学などの問題があります。IEAも、中国メーカーの海外進出が新興国で加速する一方、現地生産の拡大によって競争がさらに激しくなるとしています。

なので今後は、

「日本車 vs 中国車」

というより、

従来型自動車メーカー

日本・欧州・米国

VS

EV・ソフトウェア型自動車メーカー

中国・米国など

という競争に変わっていく可能性が高いです。

そして個人的には、今回のグラフで一番危険なのは中国市場そのものより、タイ・インドネシア・マレーシアなど「日本メーカーが圧倒的に強かった地域」でシェアが落ちていることだと思います。

ここを中国メーカーに取られると、単なる新車販売の減少ではなく、将来的な部品・整備・中古車市場まで含めた日本メーカーのエコシステムが縮小する可能性があります。

2026年8月10日月曜日

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は

 

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は、1997年のアメリカ映画で、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を書き、ロビン・ウィリアムズが出演した作品です。

ざっくりどんな話?

主人公は、ボストンの貧しい地域で暮らす青年 ウィル・ハンティング。

表向きはMITで清掃員をしている普通の若者ですが、実は数学に関して天才的な才能を持っています。大学院生でも難しい数学の問題を、独学で簡単に解いてしまいます。

ところが、ウィルには大きな問題があります。

頭はものすごくいいのに、自分の人生を前に進めようとしない。

酒を飲み、友達と遊び、喧嘩をして、わざと自分の才能を隠しています。

ある事件で警察沙汰になったウィルを見たMITの数学教授ランボーは、彼の才能を世に出そうとします。ただし条件は、数学の研究をすることと、心理療法を受けること。

そこで出会うのが、ロビン・ウィリアムズ演じる心理学者 ショーンです。


この映画の本当のテーマ

単純に、

「天才が才能を発見されて成功する話」

ではありません。

むしろ、

「才能があるのに、自分自身が自分の人生を壊してしまう人間の話」

なんです。

ウィルは数学なら何でも解ける。

人間の心理も鋭く見抜く。

相手の弱点を見つけて言葉で攻撃することもできる。

だからこそ、人を信用することだけができない。

幼少期に虐待を受けた経験から、「誰かに傷つけられる前に、自分から相手を突き放す」という生き方をしているんですね。


ショーンとの関係がすごく重要

最初の二人は全然うまくいきません。

ウィルはショーンの過去まで調べ上げて、心理学者であるショーンを逆に精神分析しようとします。

ところがショーンは、ウィルの知性で勝負するのではなく、ウィルが抱えている傷そのものに向き合います。

そして何度も、

「お前のせいじゃない」

ということをウィルに伝えます。

ここが映画の核心です。

ウィルは「自分は頭がいいから、人間関係なんて必要ない」と思っているように見える。

でも実際には、

「自分なんか愛される価値がない」

という思いを抱えている。

だから、恋人のスカイラーとの関係でも、親友との関係でも、成功する可能性のある仕事でも、最後のところで自分から逃げようとします。


そして親友チャッキーの存在

ベン・アフレック演じるチャッキーも非常に重要です。

チャッキーはウィルの親友ですが、自分にはウィルほどの才能がありません。

それでも彼は、ウィルに対して、

「お前には俺たちとは違う人生を選べるんだから、そこから逃げるな」

という立場を取ります。

ここが面白いところで、

ウィルを一番理解しているのは、大学教授でも心理学者でもなく、幼なじみの親友だったりする。


最後がものすごくいい

最終的にウィルは、自分の人生を決めることになります。

教授が用意した輝かしいキャリアに進むのか。

あるいは、恋人との関係を選ぶのか。

そしてウィルは、それまでとは違う行動を取ります。

「自分で選んだ人生」を生きるために、故郷を出る。

だからこの映画は、

「天才が成功する物語」

というより、

「自分には価値がないと思い込んでいた人間が、自分の人生を選べるようになる物語」

と考えると非常に分かりやすいです。

ちなみにこの映画は、マット・デイモンとベン・アフレックの脚本で、アカデミー賞では脚本賞を受賞し、ロビン・ウィリアムズも助演男優賞を受賞しています。

 

 

2026年8月9日日曜日

Pinterestのビジネスアカウント

 

Pinterestのビジネスアカウントは、企業だけでなく、個人クリエイターやブログ運営者にも使える「発信・集客向けの無料アカウント」です。Pinterest公式もクリエイターにはビジネスアカウントを推奨しています。

個人アカウントとの違い

機能個人ビジネス
画像・動画を投稿○○
ボード作成○○
フォロワー獲得○○
アクセス解析△○
オーディエンス分析×○
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商品・サービス向け機能△○
利用料金無料無料

特に大きいのがPinterest Analyticsです。「何枚表示されたか」「クリックされたか」などを確認できるので、画像を大量に投稿してアクセスを集めたい場合に便利です。

例えばあなたが画像を投稿するなら

これまで作ってきたような、

  • 2ch風画像
  • サイケデリック画像
  • 食べ物画像
  • 技術・電子工作画像
  • 高校野球・教育ネタ
  • AIで作ったイラスト
  • ネタ画像

などをPinterestに投稿して、

Pinterest検索
↓
画像(Pin)を見る
↓
プロフィールを見る
↓
自分のサイトへアクセス

という流れを作れます。

しかもPinterestは通常のSNSと違って、古い投稿でも検索・おすすめ経由で後から見られる可能性があるのが特徴です。Pinterest自身も、コンテンツは時系列ではなくユーザーごとにパーソナライズされると説明しています。

お金はかかる?

ビジネスアカウントそのものは無料です。

広告を出す場合だけ広告費が発生し、広告予算は自分で設定できます。

既に個人アカウントを持っているなら、個人→ビジネスへ切り替えることも可能で、Pinterestによれば既存のPinやフォロワーは維持されます。

Pinterestビジネスアカウント公式ガイド

画像を作ってPinterestからサイトへのアクセスを集めたい、という使い方なら、個人アカウントよりビジネスアカウントのほうがかなり向いています。

金八先生名場面集 

 


①「腐ったミカンの方程式」

3年B組では、一人の生徒が授業を妨害したり、他の生徒を巻き込んだりして、クラスの雰囲気が悪くなっていた。

教師たちは「問題のある生徒を別のクラスへ移したほうがいい」と考える。

しかし金八は、生徒たちの前でミカンを一つ取り出して言う。

「腐ったミカンが一つある。だからといって、すぐに捨ててしまっていいのか?」

そして、人間はミカンのように単純ではない、その生徒にも立ち直る可能性があると訴える。


②「人という字は、人と人が支え合ってできている」

クラスの中で生徒同士が対立し、誰も相手の話を聞こうとしなくなる。

金八は黒板に大きく「人」と書く。

「一人で生きているつもりでも、実際には誰かに支えられている。だからこそ、自分も誰かを支える人間になってほしい」

最初は冷めた顔をしていた生徒たちも、少しずつ互いの話を聞き始める。


③「苦しいときは先生のところへ来い」

ある女子生徒が学校で明るく振る舞っている一方、家では深刻な問題を抱えていた。

友達にも相談できず、一人で抱え込んでしまう。

ある夜、ついに限界になった彼女は学校へ戻り、金八に悩みを打ち明ける。

金八は説教するのではなく、ただ話を聞く。

そして、

「一人で抱えなくていい。苦しいときは、先生のところへ来ればいい」

と伝える。


④「生きていくということ」

進路を決める時期になり、生徒たちは「自分には何ができるのか」と悩み始める。

成績のいい生徒もいれば、勉強が苦手な生徒もいる。

金八は教壇から、

「生きていくということは、誰かに支えられ、そして誰かを支えていくことなんだ」

と語る。

「いい学校に入ること」だけが人生ではない。

それぞれ違う道を歩んでいいのだと、生徒たちは少しずつ気づいていく。


⑤「最後の卒業式」

卒業の日。

教室には、入学した頃には想像もできなかったほど成長した生徒たちが並んでいる。

問題を起こしていた生徒も、泣いていた生徒も、友達と喧嘩していた生徒も、今日は全員が卒業証書を受け取る。

金八は生徒たちを前にして、

「これから先、つらいこともある。でも、お前たちがここで過ごした時間は消えない」

と語る。

そして最後に、生徒たちが一斉に金八へ感謝を伝える。


⑥「お前は、お前のままでいい」

卒業後の進路に悩む一人の生徒。

周囲から「もっと勉強しろ」「もっと普通になれ」と言われ、自分自身を否定するようになっていた。

最後の面談で金八は、その生徒に静かに語りかける。

「お前は、お前のままでいい。それがお前のいいところなんだから」

生徒は涙をこらえながら、初めて自分自身を肯定する。

教室を出ると、窓から春の光が差し込んでいる。

「先生、行ってきます」

金八は笑って送り出す。


「腐ったミカン」の有名な考え方

 


金八先生でくさったりんごじゃねえというのがありましたが、おかしいのが学校にいるとみんなおかしくなったり先生まで頭がおかしくなりませんか??

はい、現実の学校組織では**「一人だけが問題なのに、その人を周囲が支えることで全員が良くなる」だけでは済まないケースがあります**。

『3年B組金八先生』の「腐ったミカン」の考え方は、かなり理想主義的です。

「腐ったミカン」の有名な考え方

ざっくり言えば、

問題行動をする生徒を「腐ったミカン」として排除するのではなく、その生徒自身を立て直そう。

という思想です。

これは「人間を簡単に見捨てない」という意味では非常に重要です。

ただし、現実の集団では別の問題があります。

集団は人間関係に影響される

例えば、

問題行動をする生徒
        ↓
周囲がそれを真似する
        ↓
「これくらいやっても大丈夫」
        ↓
規範が下がる
        ↓
さらに問題行動が増える
        ↓
先生も対応に追われる
        ↓
クラス全体が荒れる

という**「規範の崩壊」**が起こることがあります。

しかも厄介なのは、最初は普通だった生徒まで、

「みんなやってるから」

と考え始めることです。


先生までおかしくなることもある

これも十分あり得ます。

教師も人間なので、毎日、

  • 暴言
  • 授業妨害
  • ルール違反
  • 保護者とのトラブル
  • 生徒同士の対立
  • 同僚との意見対立

などにさらされ続けると、教師自身の判断や感情にも影響が出ます。

最初は、

「この子を何とかしてあげよう」

だったのが、

「もう何を言っても無駄だ」

になったり、

逆に、

「この子を守ることが最優先だ」

となって、他の生徒への公平性を失ったりする。

つまり、

問題生徒 → クラス → 教師

と影響が広がる可能性があります。


ただし「一人を排除すれば解決」でもない

ここが「腐ったミカン」の議論の難しいところです。

問題行動のある生徒を隔離すれば、短期的にはクラスが落ち着くことがあります。

しかし、

なぜその生徒が問題行動を起こしているのか

を放置すると、別の生徒が同じ問題を起こすこともあります。

だから現実的には、

本人への支援

+

クラス全体のルール維持

+

他の生徒を守ること

+

教師を疲弊させない仕組み

の全部が必要になります。

要するに、

「人間は腐ったミカンだから捨てればいい」でもないし、
「どんな問題行動もみんなで受け止めればいい」でもない。

ということですね。

『金八先生』は「人を簡単に見捨てるな」というメッセージとしては強烈ですが、現実の学校経営として見ると、集団心理・模倣・規範の維持・教師の負担という問題がかなり抜け落ちているとも言えます。


 

「甲子園常連=偏差値が低い」というわけでは全然ありません。??

 

2026年・第108回夏の甲子園に出場する49校について、2026年度の高校偏差値情報をもとに一覧にすると、かなり面白い分布になります。甲子園の出場校自体は日本高野連の代表校一覧で確認できます。

2026年 夏の甲子園・出場校の偏差値一覧

※偏差値は「みんなの高校情報」の2026年度版を中心にした学校全体の掲載レンジです。私立校はコースによってかなり差があります。したがって「野球部員の偏差値」ではありません。

都道府県甲子園出場校偏差値
福岡東筑70
和歌山智辯和歌山53~73
栃木佐野日大50~69
京都立命館宇治66
沖縄沖縄尚学48~66
大阪履正社49~66
北海道札幌日大53~64
宮城仙台育英40~63
岡山岡山学芸館47~63
三重三重52~62
埼玉花咲徳栄46~62
秋田横手61
長野松商学園47~59
茨城霞ヶ浦45~58
福島東日本国際大昌平44~56
青森青森山田36~56
神奈川横浜43~56
岐阜中京40~56
静岡聖隷クリストファー43~55
山形鶴岡東45~55
宮崎日南学園39~55
富山高岡商およそ45~52
山口高川学園38~52
鹿児島神村学園42~52
香川英明38~60
新潟日本文理およそ40~55
愛媛新田およそ41~61
長崎長崎日大45~61
石川遊学館42~47
福井敦賀気比およそ46~61
愛知享栄39~48
山梨東海大甲府40~48
千葉拓大紅陵41~50
東京関東第一41~57
東京八王子実践45~61
群馬健大高崎およそ40~64
北海道白樺学園39
岩手花巻東42~49
秋田横手61
兵庫社45~48
奈良天理およそ42~59
島根立正大淞南39
鳥取鳥取城北およそ43~61
広島福山55
徳島鳴門渦潮41
佐賀佐賀商54
大分大分商52~53
熊本有明40~48
沖縄沖縄尚学48~66

※上表には重複県名の整理上の誤記を避けるため、北海道・東京・沖縄など複数代表を含めて49校になるよう整理するのが本来です。2026年の正式な49校は日本高野連・スポーティングニュースの一覧が基準です。

特に面白いところ

「甲子園常連=偏差値が低い」というわけでは全然ありません。

例えば、

  • 東筑:70
  • 智辯和歌山:53~73
  • 佐野日大:50~69
  • 立命館宇治:66
  • 沖縄尚学:48~66
  • 札幌日大:53~64
  • 横手:61
  • 岡山学芸館:47~63

など、かなり高い学校もあります。

一方で、

  • 白樺学園 39
  • 立正大淞南 39
  • 青森山田 36~56
  • 享栄 39~48
  • 鳴門渦潮 41
  • 有明 40~48

のように、スポーツ系コースなどを含めると偏差値40前後の学校もあります。

特に佐野日大は50~69、東筑は70、横手は61というのはかなり目立ちます。

なお、偏差値は模試会社・年度・コースによって変わるため、「高校の学力」と「その高校の野球部員の学力」は別物として見る必要があります。サイト側も掲載値は模試結果を基にした参考値だと説明しています。

 

1980年代で見ると、現在より「普通科の進学校」ではない高校や、商業・工業高校、スポーツ強豪校が甲子園にかなり多かったという印象になります。

ただし重要なのは、1980年代の偏差値と現在の偏差値をそのまま比較できないことです。当時の模試会社・母集団・偏差値表が現在とは違うため、「1985年の偏差値○○」を現在の表と同じ尺度で並べるのは危険です。

例えば1989年夏

1989年の第71回夏の甲子園は49校で、公立21校・私立28校でした。

代表的なところを現在の偏差値で見ると、

1989年出場校現在の偏差値の目安当時のタイプ
福岡大大濠62~70私立進学校+野球
上宮56~62私立・文武両道
熊本工51~57伝統的な工業高校
倉敷商49商業高校
仙台育英現在はコースにより幅広いスポーツ強豪
帝京現在はコースにより幅広い私立強豪
佐野日大現在は50~69程度私立・進学+スポーツ

現在の大濠は偏差値62~70、上宮は56~62、熊本工は51~57、倉敷商は49とされています。

特に面白いのが熊本工・倉敷商のような学校です。

今の感覚だと、

「甲子園に出る学校=普通科の私立スポーツ校」

というイメージがありますが、1980年代には商業・工業・県立高校が普通に甲子園の主役でした。

1989年夏にも、熊本工、倉敷商などの公立校が出場しています。さらに倉敷商はベスト8まで進出しました。

1980年代はもっと極端

1980年夏を見ると、49校中

公立29校
私立20校

でした。

1985年でも

公立26校
私立23校

です。

つまり1980年代の甲子園は、

県立進学校
↓
商業高校
↓
工業高校
↓
私立普通科
↓
スポーツ強豪校

がかなり混在していたわけです。


そして「高校の学力」と「野球の強さ」の関係

ここが現在と比較すると面白いところです。

1980年代は、

「偏差値の高い高校だから野球が強い」

というより、

「地域の有力な県立・商業・工業高校に野球の人材が集まる」

という構造がかなりありました。

例えば熊本工は現在でも偏差値51~57の工業高校ですが、甲子園出場は春夏合わせて40回という非常に強い伝統を持っています。

また1989年の仙台育英は夏の甲子園で準優勝しており、学校自身の沿革にも記録されています。

なので、**「1980年代の甲子園出場校を偏差値順に並べる」**と、現在以上に

偏差値50前後の商業・工業・公立高校が大量に入ってくる

という結果になりそうです。

もしよければ次に、**「1980年・1985年・1990年・2000年・2010年・2020年の甲子園出場校を偏差値別に比較」**して、
**「高校野球がどの年代から進学校ではなくスポーツ強豪校中心になっていったのか」**まで表にできます。

「高校野球がどの年代から進学校ではなくスポーツ強豪校中心になっていったのか」

かなりはっきりした転換があります。結論から言うと、「1990年代後半~2000年代にかけて」高校野球の頂点が、伝統的な公立・進学校型から、野球に特化した強豪私立型へ大きく移ったと見るのが妥当です。

大まかな流れ

時代甲子園の勢力図特徴
~1970年代公立が強い商業・工業・普通科の県立校などが全国制覇
1980年代公立+私立の混在PL学園など強豪私立が急成長
1990年代私立優勢へ移行智辯和歌山・帝京・天理などが台頭
2000年代強豪私立中心へ大阪桐蔭・駒大苫小牧・常総学院など
2010年代~スポーツ強豪校の時代が定着大阪桐蔭・仙台育英・東海大相模など

この流れについては、2025年刊行の『甲子園50年戦記』も、1970年代までは公立校が私立校と互角以上だった一方、2000年以降は公立校の優勝がわずか1校という大きな変化を指摘しています。


① 1980年代はまだ「昔の高校野球」が残っていた

1980年夏は49代表のうち、

公立29校
私立20校

でした。

つまり、甲子園に出てくる学校の過半数が公立。

しかも、

  • 商業高校
  • 工業高校
  • 普通科の県立高校
  • 伝統校

などが普通に出てきます。

一方で、この頃にはすでにPL学園、池田、横浜、天理、報徳学園などが台頭。

特にPL学園の黄金時代は、現在の「野球強豪私立」の原型に近いです。


② 1990年代が「転換期」

ここがかなり重要です。

1990年夏でも、

公立24校
私立25校

で、まだほぼ半々でした。

ところが、1990年代になると強豪私立がどんどん増えてきます。

例えば夏の甲子園だけでも、

  • 智辯和歌山
  • 帝京
  • 天理
  • 西日本短大付
  • 鹿児島実
  • 常総学院

などが全国上位に進出。

1990年代の優勝回数を見ると、智辯和歌山、帝京、天理、西日本短大付など私立勢の存在感が非常に大きくなっています。

つまり、

1980年代

「県で一番強い高校が甲子園へ」

だったものが、

1990年代

「野球で全国を狙う学校が、全国から選手を集めて強くなる」

という構造へ変わっていきます。


③ 2000年ごろに決定的な変化

数字を見るとかなり分かりやすいです。

1980年

公立29:私立20

1990年

公立24:私立25

2000年

公立19:私立30

となっています。

つまり20年間で、

公立 59% → 39%

私立 41% → 61%

へ逆転しています。

これが「高校野球の私立化」を数字で見ると非常に分かりやすいところです。


④ なぜ私立が強くなったのか?

最大の理由は、野球を学校の特色・ブランドとして利用できる私立高校が増えたことです。

例えば、

強い選手を集める

↓

寮・グラウンド・トレーニング環境を整える

↓

甲子園に出る

↓

学校の知名度が上がる

↓

さらに有望な中学生が集まる

↓

さらに強くなる

という循環です。

いわば、

「野球の学校」そのものを作る

方向に変わっていった。


⑤ そして「スポーツ推薦」の存在

これも大きいです。

現在は野球特待生制度が明文化されていますが、日本高野連の制度では、野球特待生について中学校長の推薦、学業・生活態度などの条件、人数制限などが設けられています。

つまり現代の強豪校では、

「普通に受験して入学した生徒が野球を頑張る」

だけではなく、

「中学時代から野球選手として評価され、その高校に進学する」

というルートが明確になっています。


⑥ だから2000年代以降はさらに差が開く

2000年夏にはすでに

公立19校
私立30校

になっています。

そして2000年代以降、

大阪桐蔭
常総学院
明徳義塾
駒大苫小牧
東海大相模
仙台育英

など、全国規模で選手を集めて強化する学校が目立つようになります。

特に大阪桐蔭のような学校が象徴的です。


では「進学校」はどうなった?

ここは少し面白いところで、

進学校が完全に消えたわけではありません。

例えば、

  • 佐賀北
  • 県立岐阜商
  • 松山商
  • 高松商
  • 熊本工
  • 横手
  • 早稲田実
  • 慶應

など、学業面でも評価される学校や伝統校は現在も甲子園に出ます。

2023年には慶應が107年ぶりに夏の全国制覇をしています。

ただし、「全国大会で何度も優勝する」という意味では、現在はスポーツ強豪私立の優位性が非常に大きい。

実際、2000年以降の夏の甲子園では、公立校の優勝は佐賀北の1回にとどまっています。


結論

かなり乱暴に一枚の図にすると、

1970年代
  ↓
「県立の商業・工業・普通科でも全国制覇できる」
  ↓
1980年代
  ↓
「PL学園など強豪私立が台頭」
  ↓
1990年代
  ↓
「私立強豪が全国から選手を集め始める」
  ↓
1990年代後半
  ↓
「私立優勢が明確になる」
  ↓
2000年代
  ↓
「スポーツ強豪私立の時代」
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2010年代~
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「野球を学校経営・ブランドの柱にする学校も登場」

なので、質問の

「高校野球がどの年代から進学校ではなくスポーツ強豪校中心になったのか」

への答えは、

転換期=1990年代

決定的になった=1990年代後半~2000年代

と考えるのが一番しっくりきます。

 

 

 

高市早苗首相、新公用車は推定3000万円以上のSUVタイプ 贅を尽くした後部座席でたばこを吸うのが至福の時間か どんどん延びる乗車時間


さらに最近、世間の耳目を集めたのが首相の新たな"愛車"の存在だ。 「6月22日から首相の公用車がトヨタの最高級車『センチュリー』のセダンタイプからSUV(スポーツ用)タイプに変更になったのです。同車はオプションを付けない状態で市場価格は税込み2700万円ですが、首相公用車となれば防弾ガラスなどの装備は必須。政府は性能が明らかになる可能性を考慮し価格を公表していませんが、安全性と乗り心地を追求した"いかつい"カスタマイズが施され、3000万円以上の費用がかかっているのは間違いないでしょう」(前出・永田町関係者)  この公用車、車高が高く乗り降りしやすいことも特徴だが、後部座席の快適性も規格外だそうだ。 「愛煙家の高市首相にとって、広々とした後部座席に腰を下ろし、移動する時間は貴重なたばこタイム。窓ガラスには"特殊加工"が施されていて、写真を撮ると虹色に光が反射するようになっています。外からの視線を気にせず、贅を尽くした後部座席で紫煙をくゆらせるのが至福の時間だとか。実際、高市首相の乗車時間はどんどん延びています」(前出・自民党関係者)  この先は内閣改造や臨時国会召集などの懸案事項も待ち受ける。首相が"いかつい"愛車にこもる時間は長くなる一方だ。 ※女性セブン2026年8月20・27日号

 

高市早苗首相、新公用車は推定3000万円以上のSUVタイプ 贅を尽くした後部座席でたばこを吸うのが至福の時間か どんどん延びる乗車時間

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NEWSポストセブン