はい、かなりそういう傾向があります。ただし「日本人が少ない」というより、米国の一流大学では中国・インド・韓国などから来る学生が日本人より多い大学が多い、というのが正確です。
例えば MITの2025–26年度を見ると、留学生は3,437人(学位課程)で、そのうちアジアが52%です。国別では中国980人、インド286人、韓国248人に対して、日本は84人です。MITファクト
MITの留学生数を比較すると
| 国 | MIT留学生 |
|---|---|
| 🇨🇳 中国 | 980人 |
| 🇮🇳 インド | 286人 |
| 🇰🇷 韓国 | 248人 |
| 🇸🇬 シンガポール | 95人 |
| 🇹🇼 台湾 | 96人 |
| 🇯🇵 日本 | 84人 |
| 🇻🇳 ベトナム | 26人 |
| 🇹🇭 タイ | 59人 |
中国は日本の約12倍、インドは約3.4倍、韓国は約3倍です。ISO MIT
しかも面白いのが、日本人84人のうち学部生は4人、大学院生が70人という構成です。つまりMITの場合、日本人は特に「学部からアメリカへ行く」人数が少ないことが分かります。ISO MIT
ハーバードも国際色が強い
ハーバードでは2025年秋、学位課程の学生24,317人のうち、米国市民・永住者ではない学生が6,749人でした。大学全体では約28%です。Oira
ハーバードのInternational Officeの集計でも、ビザを持つ留学生は5,627人、144か国に及びます。ハーバード国際オフィス
なぜ日本人が少ないのか?
これはかなり重要な問題です。
日本の場合、
日本の有名大学
↓
東京大学・京都大学・東工大など
↓
日本企業への就職
というルートが非常に強いです。
一方、中国・インド・韓国などでは、
国内の優秀な学生
↓
アメリカのトップ大学・大学院
↓
Google、Microsoft、金融、コンサル、研究機関など
というルートを積極的に狙う人が非常に多い。
特にMITでは、留学生の大部分が大学院生です。2025–26年度では国際学生3,437人のうち、学部生529人に対して大学院生2,908人です。MITファクト
つまり、
「アメリカの一流大学にアジア人が多い」
という印象はかなり正しいのですが、さらに細かく見ると、
中国・インド・韓国などの大学院生が非常に多い
という構造があります。
そしてこれは、先ほどの話ともつながります。
日本では「国内の一流大学→日本企業」というルートがまだかなり強い一方、海外のトップ大学へ出ていく日本人の少なさは、日本の人材が国際的な教育・研究環境にどの程度参加しているかという問題にもつながります。
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