あんなに肉肉肉って国は日本だけですか??
逆です。日本は世界的に見ると肉が少ない方です。
「肉肉肉」とうるさいのは日本だけに見えますが、実際に肉をたくさん食べているのは他の国です。
1人あたりの年間 肉消費量(2023年 FAO調べ)
- アメリカ:約120kg
- オーストラリア:約110kg
- アルゼンチン:約110kg(牛肉だけで50kg以上)
- ブラジル:約80kg
- 韓国:約60kg
- 日本:約50kg
- インド:約4kg
日本は韓国の8割、アメリカの半分以下です。世界平均は約43kgなので、日本は平均よりちょっと多いくらい。
なのになぜ「日本だけ肉肉しい」と感じるのか
1. 日本は最近急に肉が増えたから
1960年の日本は1人10kgしか肉を食べていませんでした。それが50年で5倍になった。だからメディアやCMで「肉!」というと、みんなが「贅沢になったな」と反応するんです。
アメリカやアルゼンチンは100年前からずっと肉を食べているので、今さら騒ぎません。
2. 焼肉という「肉を主役にする食べ方」が日本独特だから
アメリカやブラジルはステーキをドンと1枚出す。でも日本みたいに、
- 7種類の部位をちょっとずつ並べる
- タレを3種類用意する
- ご飯と一緒に「肉を楽しむための店」を作る
という文化は、実はかなり日本的です。海外のステーキハウスより、店の数もこだわりも多い。だからテレビでも取り上げやすい。
3. メディアが肉を「ご褒美」として撮るから
アメリカのニュースで「物価が上がった」と言っても、ステーキ屋には行きません。ハンバーガーショップかガソリンスタンドに行きます。
日本は「頑張ったご褒美=焼肉」という物語が強いので、物価の話でも、景気の話でも、受験が終わった話でも、とりあえず焼肉店の絵を撮る。だから肉が目立つんです。
世界で一番肉肉しい国は、日本ではなくアメリカ、オーストラリア、アルゼンチンあたりです。日本はむしろ「少ない肉を、どう美味しく見せて、美味しく食べるか」を一番頑張っている国、という感じですね。
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