2026年8月1日土曜日

長期投資

 

価指数(S&P500や日経平均など)を何十年という期間で見ると、全体として右肩上がりです。それなのに、なぜ1~2年で全財産を失ってしまう人がいるのでしょうか。

主な理由は次のようなものです。

  1. レバレッジ(信用取引)を使うから
    • 現金100万円しかなくても、300万円以上の取引ができます。
    • 株価が30%下落すると資産のほとんどを失うことがあります。
    • 強制的に売られる(ロスカット・追証)ため、回復を待てません。
  2. 一つの銘柄に集中投資するから
    • 「この会社は絶対伸びる」と思って全財産を投資する人がいます。
    • 会社が倒産したり、不祥事が起きたりすると株価が90%以上下落することもあります。
  3. 短期売買を繰り返すから
    • 長期では株価は上がる傾向がありますが、1日や1週間では上がるか下がるかほぼ運の要素もあります。
    • 売買手数料や税金も利益を削ります。
  4. 暴落時にパニックになる
    • 「もうダメだ」と安値で売ってしまう。
    • その後、市場が回復しても利益を得られません。
  5. リスク管理をしない
    • 「借金してでも買う」
    • 「生活費まで投資する」
    • 「損切りしない」
      こうした行動は大きな損失につながります。

長期投資との違い

例えば、S&P500に投資した場合(配当再投資を含む)は、過去100年近くを見ると長期では年平均およそ10%前後のリターンがありました。しかし、その途中では30~50%程度の大暴落も何度も起きています。

長期投資家は

  • 分散投資をする
  • 借金をしない
  • 暴落でも持ち続ける

という方法を取ることが多く、時間を味方につけます。

一方、退場してしまう人は

  • レバレッジをかける
  • 短期間で大儲けを狙う
  • 一つの銘柄に集中する
  • 暴落で強制決済される

という行動を取りがちです。

ギャンブルとの共通点

実は、市場全体は長期的に成長していても、参加者全員が儲かるわけではありません。 短期売買では、プロの機関投資家や高速取引(HFT)を行う企業とも競争することになります。十分な知識や資金管理がないまま大きなリスクを取ると、短期間で資産を失う可能性があります。

そのため、「株は長期では上がる」という事実と、「個人投資家が短期間で退場する人がいる」という事実は、矛盾せず同時に成り立つのです。

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